【作業ログ】つけていますか?
ここでいう作業ログとは?
その日やった(やっている)ことの単純なメモ。
どんなメリットデメリットがあるの?
メリット(予想)
- ・覚えているうちに記録として残せるので、自分は忘れても安心
- ・環境構築など他の人にも連携しやすい(wikiとして残す時の元になる)
- ・進捗報告時に書いたことを言えばOKでは?
- ・作業チケットの中の自己管理UPに期待
デメリット(予想)
- ・面倒くさそう
- ・面倒くさいので、習慣になるまで続けることが難しいそう
- ・進捗が進まない日に読み返すと気が沈みそう・・・
基本ルールは?
基本、第三者に見せることはないため自由。
→自由じゃわからんよ、筆者のルール教えて
筆者ルールの一例
ファイル管理
working-log |- yyyy |- jan.txt |- feb.txt ...
って感じで作ることが多いです。
自分の場合はあとでgrepすることが多いのでファイル数は少ないほうが楽。月単位なら大体何をやったか見当がつきやすい。誰かに提出するものでも見せるものでもないので、管理しやすい方法でやることが一番です。
書き方
書式は気分で変わりますが、2時間置きくらいで作業を止めて書くように心掛けています。
タスクチケットに対してどうやって解決したかを書くことが多いです。
例(内容はテキトーですからね)
yyyy/MM/dd ■その日やること ・httpのインターセプター処理作成 ■やっていること(やったこと) ・angularのインターセプター需要は? →ある。 通信のやり取りがjsonのみなのでヘッダ固定化したい Authorization: Bearerでtoken処理挟みたいなど。 ・標準で用意されてないの? →4から追加のHttpClientで可能 https://...(参照元は残すようにしています) →それまではHttpラップして自作していた ■懸案事項 ・複数記述可能か? →・・・ ・テストはどうやる? →・・・ ・既存ソースに追加する時の影響範囲は? →・・・
※個人メモなので正確かどうかはわりといい加減でOK。正確さが必要ならちゃんとした資料作成時にやればいいぐらいの気持ちで。
なんで2時間ごとに書くの?
1時間や30分の場合もありますが、時間区切りでやる個人的メリットは以下です。
- 忘れる前に残せる(帰りに一気にやればいいやと思ってやったら、失敗したので)
- 作業に没頭し過ぎると視野が狭くなりやすい体質のため強制的に一呼吸
- 突発的な問題などで一旦作業から離れても、見返せばすぐ再開できる
そもそも始めたキッカケは?
SIer時代に同じチームメンバーだったあるベテランエンジニアのマネです。
それまでは自己タスクの管理を行っていなかったので、夕会での進捗報告では大雑把な返答をしていた。
スクラムマスターをやるとメンバーの進捗管理も大事なので、まずは自分が進捗状況を明確に話せるようにならないとね。という理由。
それと、チーム内の環境構築手順や使用ツールをwikiに記載するときにメモがあれば楽だったなぁと。
実際にやってみてどうだった?
■文字に起こすことで以下の効果を実感
- ・自己のタスク進捗が把握しやすい
- ・ググりの迷路から脱出しやすい(なんのために検索したのか思い出しやすい)
- ・問題の切り分けが早くなり、作業効率が上がった(アラート上げる時間も早くなった)
- ・コードにコメントなくてもログを読み返すと何のために作成したかがわかるし、リファクタリングしやすい
■チームで採用してみたら
- ・向いている人そうじゃない人がいる
- ・進捗報告の時間短縮
- ・抱えている問題が表面化しやすい
- ・課題問題を言い合える環境ができ、みんなで何とかしていこうと前向きになる
※あくまで個人の感想です
他の人に勧めますか?
作業を中断されることを苦痛と思う人もいるので、個人的に効果はあっても強要はできません。
たまたま自分は習慣になり6年ほど続けられていますが、自分の成功例は自分だけの成功例なのでねw
気になったら一度やってみて、合わなかったら辞めればいいと思いますよ。